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執筆者の写真亮 及川

抽象と具象 前衛と先端

更新日:2020年7月3日

さて

まず、下に幾何学的な描像は私が音楽を聴きながら描いた直感的なスケッチですが、

風景画の方は散歩しながらふと目についた風景を写真に収めました。

ところで私や多くの人も、普段様々な物に囲まれて生活していると思うのですが

今一度身近にある物を触って色々な角度から見ていただきたいです。

そうすると最初は丸だった物が長方形になったり、斜めにしたら不思議な形に変化しないだろうか?

光のあたり方でも全く違う形や色に見えないだろうか?よく前衛や抽象と呼ばれる作品について個人的な意見ですが考察してみると。

抽象的な作品、ミニマリズムや具体派、もの派、コンテンポラリー、ポストモダン、前衛、先端芸術と呼ばれる作品についてですが。

上記にあるように身近にある物とは視点を変えたりまた置く場所を変えたりするだけで全く違う形に見えると思いますが。

その違う形に見えるという事と違う形に見える場所を変えるだけ又は、実際に動かしながら眺めて、その流れや、見え方の変化そのものを作品に落とし込む

というアーティストが観ている世界とは

一見意味が分からないように感じるかもしれませんが、私の身近な物ですら

視点を変えていくと全く違う形象を作り出している事に気付く、いや気付かされると思うのですね。

昨今とある動画サイトで前衛芸術は誰でも作れる!という批判的な動画を拝見しましたが、おぉ 動画配信にてアーティストが見つかったね ってのが素直な反応で

それ作品だしアートだよ!

と思いますね。芸術がなんであるか?という先入見無しにポジティブに作品を作った、批判的な前提などは無視して

それがアートの始まりであり動画配信という仕方を以て、アーティストを発見したと私は汲み取る訳です。

つまり作者の感覚を作品に投影させる事が可能なればそれはアートである

と私は解する事が可能であると思います。


そこに様々な手法や意味又は技術や思想を付随する事もまたアーティストのその人自身の感覚であり、それらは前衛芸術や先端芸術といった少々難しい領域なのですが


大人の事情抜きに 眺めていると

あぁこの作品はこれとこれを対比させて

この点は流れを作り、この面の下面側面上面を見せて、繰り返しの変化を作品にしてるのかぁ、お? これは色にリズムを作ってるね 場所も黄金比を絶妙にズラしてるねぇ でもズレて無いな 終点で調整してるなぁ とか、様々な見え方がしてくるんですね。最近製図を読んで、一気に抽象の見え方が変わりました。

ところで風景画に移りますが、違和感を感じますか?私は違和感も感じますが普通は

とても美しい景色だなと感じると思います。

ですが風景や木や川とかをよく見てみるとそれらは抽象的な形の連続であるという事に気付かされると思います。

普段使っている物や機能的な物は使いやすい形です。それが機能的なデザインで一見良い見た目だと「感じる」だけであり

自然と対比させた時に逆に私達が作り出した造形物がシュールな形をしていると思います。

つまり感覚論になりますが、整っている建造物が実は抽象的不自然さを持ち

自然は具象でありながらも抽象性を持っているという逆転的なデザインである事に気付かされたのです。

しかしそれを当たり前の如く自然に「綺麗だなぁ」と感じる事が 私は 不思議なのですね。

つまりアーティストの視点や感覚はアートというフィルターを通しより自然の見え方を変え

より深く自然を知る事の導きでもあると感じるのです。

僕が描いたのは音なので、音の世界でありますが、それは経験(技術では無く記憶)とリンクしているので、私にはこの音はこう見えるという前提で描いたので

絵では無いな、だが無い物でも無い 私の世界であり私の見える音でありこの場合はそれでいいや ってノリで描いてましたが

基本、風景画を見る事と感覚の違いは

あまり感じずただ観点の違いってだけの事であり。私には私の起承転結があり

それが結果的に作品と呼ぶ事も出来るかな?という視点があると

大体の作品に対して、おぉ!!っていう感動が生まれるのですね。


要するに、前衛芸術や先端芸術 抽象芸術や具象芸術またエンターテインメント性のある様々なジャンルも含めてアートと定義してしまうのが私の、特徴であり私の、感覚なのですね。

様々な状況が停滞しているのは私自身もそうですが、停滞というよりは移り変わりの速さが停滞をよりはっきりと浮き立たせていると感じるのです。


そんな中で尚変わらないありのままの世界を誇る事と共に、そこから新しい何かを発見する、そしてその発見を発信するという機会として、ブログとホームページを作成した次第であります。


読むべき本が増えてきましたが

読者の皆様方に是非とも新しい世界の様々な作品やアーティストの在り方をわかりやすくお伝え出来るよう学んでいきたいと思っています。


よろしければご覧ください、そしてご意見も参考にさせて頂きたく存じ上げます。


そして早くエヴァ上映を待つ/(^o^)ピシッ

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