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執筆者の写真亮 及川

アートに観られるという憧憬

更新日:2020年7月3日

僕達が生きているこの世界、当たり前のように見過ごしてしまっている様々な 物や自然 それらを感じとるのは当然僕達であるが、僕達は何を見てまた何を感じているだろうか?きっと様々な生活の中の、限られたサイクルの中で世界のほんの一部しか、捉える事が出来ないと思うのです。

身近にある小さな事が、とても多くの発見や、感性への呼び声があるという事に気付かない、それ程に僕達のいる世界はあまりにも多くの事柄に意識を奪われてしまっている。

科学技術が進歩し、僕も含めて多くの人が今まで見る事が出来なかった世界を知る事が増えてきた。

と、言う程に扱えてはいないのですが

僕はアナログとデジタルこのメディア論に対して感じるのは、自然とは初めからそこにあり、そしてそれは僕達に与えられた問いかけであり、そしてその中にあって初めて僕達は自然の呼び声を 知る 事が出来るという意味において、

それぞれの仕方において儚い憧憬を思い描く事が求められていると思うのです。


時代は変わり、かつ変わらないものにより時代は進化していく常に今この瞬間において可能的な経験は継承と同時に更新され続けている

風の音を見ているだろうか?

水の呼び声を感じるだろうか?

光を聞く事が出来るだろうか?

これらは異常でも何でも無い、何故ならばこうしてブログを書く事が誰かに届くという事自体、不思議だとは思わないかい?

身近にあるありとあらゆる物の名前は分かっても、それのそれ自体の存在は実は分からないんだ、それは僕達のみかたで

全く違う世界って事に気付くと思うんだ


例えば僕達は家にいるけど、そこに固定されて無いよね?色々な所に行く、でも家に帰る。だがそれは過程であって実はどこにもいないとも思うんだよね。

けどそれを当たり前な日常として過ごしてしまっている。 それぐらい不確かながら不思議な事に気付かないまま生きているんだね。さて(^ ^)少し戻って

そう考えてから外に出てみた時に、ありとあらゆる物や人の流れや生活音がとても多くの呼び声を発している事に気付けるようになると思う。

アートを狭い意味で捉えずにもっと広い意味で僕は感じとれるようになって

「あぁ!なんで僕は今までこんな面白い世界を見過ごしてたんだ!!なんでこんなにも多くの呼び声に気付けなかったんだ!」

って感じるようになったんだ。


生活が便利になり多くの時間が短縮されたのはデジタル(科学)の発展で、じゃあその為だけの道具?そんな訳ない僕はアナログ寄りだからこそデジタルっていう言い方もあまり好きじゃないのだけど基本的な地盤は変わらない、だからこそデジタルが与えるアナログの可能性、そしてアナログがデジタルと共に僕達に与えてくれる可能性と未来 

過去現在未来も少し面白い題材なんだけどここはまたの機会に(^ ^)


つまり最初に書いた呼び声ってのがアートそしてアートに観られるという憧憬

とは自然や空間や時代が僕達に何を呼びかけているか?それは僕達の世界が進化し続けてても尚届かないという憧憬なんだ。


多くの人達がそれを考えてきた、つまり「感じる、思う」って事は哲学的で

じゃあそれを触れてみようと思い研究してきたのが科学者の人達で、それらが僕達に与える刺激はどのようなジャンルでも

アートだと僕は思っているんだ。


今日もツィッター でアニメ表紙のSFは恥ずかしいわ!的な記事を見たけどもじゃあ表紙リバーシブルにすれば良いよねって思ったんだよね それは観念論的な不満で唯物論的な解釈ですぐ解決できるよね?

って思ったんだよね

そしたら表紙がどちらかで本を包み込む訳だ、そう考えるとまた違う世界が見えてくるような気がしてくるんだ。


それと同じようにアートはもっと広義で捉える事は出来るし、アナログもデジタルも捉え方一つで見えかたが変わると思うんだ

温故知新とはまさにそれで、

自然が与えてきた問いかけをどう受け取る事が出来るのか?どのような仕方で呼び声を感じる事が出来るのか?

そこにアートがありそして自然に僕達はアートという自然の付与から新しい世界を紡いで再構築してきたし、していくのだと思う。


アートに観られるという憧憬


ここに境界線は無いし常に開かれている

だからそこには様々なアプローチがあり

そして伝統と文化と共に今なお憧れ続けていくものだと思うんだ。



余談

僕のブログは時々に科学的な事と哲学や思想や音楽とかに偏る事があるので、

僕の一番普遍的な考えを書きました。

分かり難い時もありますが、それも僕の自然体なので、その時は是非「なんじゃそりゃ!笑」ぐらいで読んで頂きたく存じ上げます。 糸冬 #ART


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